認知症の方との関わりについて考えます

サンタヴィレッジに寄せられた相談を踏まえて、認知症の方との関わりについて考えるものです。必ずこうすれば良くなるとまではいきませんが、日常生活のヒントになれば幸いです。

【財布をどこにしまったか分からなくなりました】 

お母さんが財布を大事にしています。大事にするあまりいつもと違う場所にしまいこんでしまいました。

 家を訪問した娘さんは、いつものところにあると思っていた財布がないことに気づきました。

「お母さん、財布がないわよ。どこにしまったの?」

最初は困った表情を見せていたお母さんの目が、次第につりあがってきました。

「私は知らないよ。お前がどこかに隠したんだ。私のだ。早く返してくれ」

 お母さんは娘さんに詰め寄ります。

「何言ってるの。私じゃないわよ。冗談じゃないわ」

娘さんも次第に腹が立ってきました。

 あたりに怒りの空気が満ちてきました。

 

でも大丈夫です!ちょっとしたコツをつかめばお互いの怒りを手放すことができるようになります。この方法を使えば、ご主人に怒りをぶつけなくても友人に話を聞いてもらわなくても、素早く心を落ち着かせることができます。

 それでは、その方法を3つのステップでご紹介します。

 

村人たちの写真だわい!

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